結婚して幸せになるってどういうこと?
11月も中盤になり朝の冷え込みが
激しくなってきました。
普段寒さに強い息子達が『寒い寒い』と言い始め冬になってきたことを実感します。
今回は、、
前回の『結婚する前に考えてほしい事』の記事の中で書いた結婚における幸せってなに?ってことについて書いてみたいと思います。
(過去記事はコチラ)
よく芸能人の方などが結婚した際にテレビのインタビューで『幸せです』とか『幸せになります』という言葉を言っていることがあります。
この時の『幸せ』ってかなり
抽象的である気がします。
もちろん人が幸せになっているのでおめでたいことではありますが、私はなんかしっくりこないことが多いです。
私は『幸せ』というものをある心理学から学んだことで考えが大きく変わりました。
それは選択理論心理学というものでアメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が発表した心理学です。
(詳細は長くなるため省略します)
この心理学の中では『幸せ』になるために以下の欲求を満たすための行動を選択する必要があるという考え方があります。
【5つの基本的欲求】
人は皆、遺伝子の指示で生まれながらにして「5つの基本的欲求」を持っていると考えられています。
・生存の欲求
食べたい、寝たい、安全 など
・愛、所属の欲求
愛し愛されたい、協力、仲間に入りたい など
・力(承認)の欲求
認められたい、達成したい、人の役に立ちたい など
・自由の欲求
自分で選びたい、強制されたくない など
・楽しみの欲求
学ぶ、探求心、好奇心、笑い など
(※簡単に省略しています。詳しく調べたい方は書籍などで是非調べてみてください。)
グラッサー博士の選択理論 幸せな人間関係を築くために [ ウィリアム・グラッサー ]
この5つの基本的欲求は誰もが持っていますが、人によって強弱と満たし方が違います。
私を例にしてみると、、
基本的に全ての欲求が強い傾向にあります。
食べる事はとても好きで寝不足とかはしんどくなるので寝るのは早めで寝る時間も結構欲しいタイプです(生存の欲求)
元々、野球を長くやっていてチームワークなどが大好きです(愛、所属の欲求)
仕事の成果などは負けたくないです(力(承認)の欲求)
管理されたり言われたことだけやるとかは嫌です(自由の欲求)
人を笑かせたりとにかく明るく楽しい場所が好きです(楽しみの欲求)
このように一人一人欲求が違います。
私は基本的に低い欲求がないというのが特徴で、求めるものが多いのが特徴だと思っています。
そして、妻と私の欲求の強弱はとても良く似ている部分が多いです。
そのため、、
妻との会話はこのようになります。
『なんか美味しいもの食べにいかない??』
妻:いいね~行こう行こう!!
『家族みんなでどっか旅行の計画しない??』
妻:するする。やっぱりみんなでいきたいよね~
『会社で〇〇さんに負けたから来月もっと頑張る!!』
妻:わかる。悔しいよねー応援するわ
『今日、上司から沢山仕事渡されてそれだけで1日終わった~』
妻:えーーーそれは苦痛だわ~
なんて、、
こんなやり取りになることが多いです。
これは同じ欲求だからこそ起こる会話だったりします。
欲求が違っていると共感が起こりにくいんですよね。。
そして、、
なによりこの5つの基本的欲求にはとても重要なことがあります。
それは、、
愛、所属の欲求は一人では満たせないということなんです。
私の友人に、一人の時間が大好きで一人で家にこもってゲームをする時間が最高の幸せ。だから、誰かと住む結婚なんか考えられないと言っている人がいます。
これはこれで素晴らしい理由で『幸せ』であれば何よりです。
でも、彼がもし愛、所属の欲求の強い女性と結婚すればどうなるでしょう?
せっかくの休みに一人のゲーム時間を作りたいのに、、
『買い物付き合ってくれない?』とか言われると苦痛に感じると思います。
でも、それは奥さんにとっては愛、所属の欲求を満たすために必要な行動なわけです。でも、それが満たされない日々が続くと、、
『旦那は私への優しさや愛がない』となってしまうと思うんですよね。
(※買い物くらいでここまではならないかもですが1つの例として受け取ってください)
だから、今回のテーマである『結婚して幸せになる』という観点で言えばこの愛、所属の欲求というのはしっかりとお互いのニーズを理解することがとても大切だと思います。
ほかの4つの欲求は基本的に自分でなんとでも満たせるんです。
・食事は一人でもできるし(生存の欲求)
・ブログは一人でコツコツかけます(力の欲求)
・一人旅でも行けば自由の欲求や楽しみの欲求なんかは簡単に満たせます
でも、愛、所属の欲求は相手ありきなんです。
結婚をすると配偶者とともにお互いを理解して満たしあうことが重要になってきます。
だからこそ、5つの基本的欲求(特に愛、所属の欲求)は結婚していない方は今からしっかりと考えてほしいと思っています。
是非、結婚相手を決める際の参考にしてみてください。私はこの考えがあって迷いなく結婚することができました。
次回、私がこの5つの基本的欲求の考え方をもとに結婚前から実践していたことを書いていきたいと思います。